骨盤のゆがみと腰痛の関連性④

みなさん、こんにちは!

つかもと本通接骨院です!

本日のテーマは『骨盤のゆがみと腰痛の関連性④』です。

『骨盤が歪んでいるから腰痛が起きてしまっている』

そんな言葉を言われたり、何となく自分でそう思ってしまっていたり…

そんな方はいらっしゃいませんか?

ではそんな方々に質問です。

骨盤はどのように歪んでいるのでしょうか?

そしてその歪みがどのような影響を身体に及ぼすのでしょうか?

この問いに対して答えられなかった方必見のお話をしていきます。

そして、骨盤の歪みによって引き起こされるであろう腰痛以外の症状を引き起こさないようにしていきましょう。

初めに骨盤の歪み方5種類を説明させていただきます。

《骨盤の歪み》

①前傾タイプ

②後傾タイプ

③左右の傾きタイプ

④開きタイプ

⑤前後の捻れタイプ

一言で骨盤の歪み、と言ってもこれだけ種類があります。

その歪みを改善するにあたって患者様自身の骨盤がどのように歪んでいるのか、そこを1番に把握しなければなりません。

前回に引き続き、今回は中でも

④開きタイプ

の骨盤の歪みについて説明させていただきます。

骨盤が開いている開きタイプの原因として最も多いのが妊娠によるものです。

妊娠することで赤ちゃんをお腹と骨盤で支える形になるので骨盤が広がることでより支えやすくなるからです。

骨盤が開いて歪みの症状が出てきてしまっている場合に見られやすい変化として下半身太りに見えたりO脚になりやすいと言ったものがあります。

O脚とはどんなものかご存知ですか?

それは下肢(股関節・膝関節・足関節・足・足趾)の形の異常のことを指します。

O脚になると、左右の足のくるぶしを揃えても膝が外へ曲がっているため、左右の膝の内側が付かず離れているという状態になります。

またO脚になると歩いているだけで膝に痛みが出たり腰痛の原因になったりと他の症状に陥ることも少なくはありません。

O脚は生まれたときから持っている先天性のものと生活をしている上でなってしまった後天性のものがありますが、後天性のものは気が付かない間になっていることが多いです。

そのため気がついたら膝が痛くなっていた。

その理由は実はO脚だった!?

…なんてこともあるという訳です。

ただ骨盤が開いている『だけ』なのにそれだけで様々な症状に陥る原因になってしまうのです。

また、産後はさらに骨盤が開きやすくなります。

なぜ産後かと言うと出産時に赤ちゃんを通りやすくするために開いた骨盤がその時に出てくるホルモンの影響により、出産後も開いたまま元に戻りにくく、産前よりも開いた状態になってしまうからです。

足を組んだり、あぐらをかいたりなども、骨盤が開きやすくなる原因とされています。

そのため、産後に何も治療せず日常生活では足を組んだりあぐらをかいている方は骨盤開きタイプになっている可能性が非常に高いです。

また、筋肉の影響で骨盤が支えられず開いてしまうケースもあります。

そこで大切な筋肉が『臀筋群』です。

これは両方のお尻についている大きな筋肉で骨盤を支えるのに必要不可欠な筋肉です。

この『臀筋』が何らかの原因で柔軟性がなくなり使えなくなってしまうと骨盤が支えられず骨盤が後傾(写真のように)し、骨盤に付いている首・背中・腰の筋肉が引き伸ばされてしまいます。

そしてデスクワークなどでその体勢のまま何時間も座っているとその筋肉はずっと伸ばされた状態で縮めていないので身体を動かそうとした時に『痛み』として症状が出てきてしまいます。

筋肉は縮むことで筋肉を使えるようになり、身体の対側の筋肉はそれと同時に伸ばされます。

しかし縮むことに痛みを感じてしまうので、身体を動かす=痛みという恐怖があることでより筋肉を動かさないように庇って動くようになります。

そうなると筋肉は十分にあるのに伸び縮みさせなくなり不意に動いたとき、筋肉の伸び縮みがあった時に急に痛みとして症状が出る。

これが悪循環です。

臀筋が働かなくなることによって骨盤が広がり、その原因1つで首・肩・腰の症状が出てくる可能性がある、ということは分かって頂けましたか?

このように骨盤の開きを治療しなければ腰だけでなく様々な場所に症状が出てきてしまいます。

当院ではそれに対する治療として骨盤矯正やお尻の筋肉を使えるようにする治療、いわゆる根本治療を行っております。その他にも鍼灸治療で筋肉の血流をよくしたり、電気治療で筋肉を動かしやすくしたりするなど様々な治療をご提案させていただいております。

 

 

腰痛について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

つかもと本通整体院・鍼灸院・接骨院