骨盤のゆがみと腰痛の関係性③

『骨盤が歪んでいるから腰痛が起きてしまっている』

そんな言葉を言われたり、何となく自分でそう思ってしまっていたり…

そんな方はいらっしゃいませんか?

ではそんな方々に質問です。

骨盤はどのように歪んでいるのでしょうか?

そしてその歪みがどのような影響を身体に及ぼすのでしょうか?

この問いに対して答えられなかった方必見のお話をしていきます。

そして、骨盤の歪みによって引き起こされるであろう腰痛以外の症状を引き起こさないようにしていきましょう。

初めに骨盤の歪み方5種類を説明させていただきます。

《骨盤の歪み》

①前傾タイプ

②後傾タイプ

③左右の傾きタイプ

④開きタイプ

⑤前後の捻れタイプ

一言で骨盤の歪み、と言ってもこれだけ種類があります。

その歪みを改善するにあたって患者様自身の骨盤がどのように歪んでいるのか、そこを1番に把握しなければなりません。

前回に引き続き、今回は中でも

③左右の傾きタイプ

によって発生してしまう症状についてお話していきます。

 

次のお写真を見てください。

左右の骨盤が傾いているのがお分かりいただけると思います。

このように左右に傾きがある場合、右と左の骨盤を触ったとき高さに差があります。

それが悪化した時、『側弯症』と呼ばれる症状になったり『外反母趾』になりやすい傾向になったりします。

ではなぜ骨盤の左右に傾きが出てしまうのでしょうか?

それは左右どちらかの腹筋や背中の筋肉が普段からあまり使えておらず縮まった状態で固まってしまうことによって、その筋肉が骨盤を引っ張り上げた形になり傾きが出てきます。

その傾きこそが『側弯症』や『外反母趾』の原因となるのです。

『側弯症』と『外反母趾』については他のブログの方でご紹介させていただきますのでそちらを読んでくださると幸いです!

 

《セルフケア》

骨盤の歪みに対してどんなセルフケアが効果的なのか…?

皆さんはご存知でしょうか?

これまで腰痛や骨盤との関係性をお話してきましたが、それらのブログを読んでくださった方にはもうお分かりかもしれません

それは臀筋(お尻の筋肉)と腹筋です。

骨盤を支えるために関与するこれらの筋肉はストレッチを行うことで使えなくなっている筋肉を働かせることが出来ます。

このように寝転がって行うストレッチが効果的です。

ですが普段あまりストレッチをされていない場合、あまり動かすことのなかった筋肉を動かす形になるので痛みが伴うが故に息を止めてしまうことがあります。

そうすると筋肉が緊張しやすく、ストレッチで効果のあるはずが効果が軽減してしまいます。

しっかりと深呼吸をして筋肉をリラックスさせた状態で行うストレッチが1番効果的だとされています。

また、先程痛みを伴うとお伝えしましたがそれは普段使わずに伸び縮みしていなかった筋肉が固まっているから痛みが生じてしまうのです。

しかし、ストレッチを習慣付けて行うことにより次第に痛みがなくなっていき、症状も軽減傾向になっていきます。

セルフストレッチを正しい方法で行っていただくことで悪化のリスクを下げることが出来ます。

しかしそれだけでは症状の根本治療にはつながらないことも多くあるのも事実です。

《最後に》

骨盤が歪んでいる、と聴くとバキバキするような治療が思い浮かぶ方が多くいらっしゃると思います。

当院ではもちろん、骨盤矯正といったバキバキする治療も行っております。

しかし、そのような治療に対して『怖い』『痛そう』と言ったイメージがある方もこれまで当院に来られた方の中にもいらっしゃいました。

そんな方には骨盤矯正の治療ではなく、その方にあった最適な治療方法で骨盤のゆがみを治療していきます

その他にも電気治療・鍼灸治療など様々な治療方法を行っております。

気になることやご相談があればいつでも当院へお電話かLINE、もしくは直接当院にお訪ねください!

つかもと本通整体院・鍼灸院・接骨院