“ファシア”と腰痛の関係

みなさん、お久しぶりです!

西淀川区、JR塚本駅スグ、つかもと本通接骨院です!

最近、さまざまな業務が立て込んでいて、なかなかブログを更新することができませんでした。

本日のテーマは“ファシア”と腰痛の関係ということで、昨日、テレビをご覧になった方は知っていると思いますが、その話題の“ファシア”について腰痛という部分と照らし合わせて、お話していきます。

まず、“ファシア”とは何?ということですが、“ファシア”は体内にある、さまざまな器官(内臓・筋肉・骨・靭帯・血管など)を覆う膜のことを指し、コラーゲンなどのたんぱく質と水分で構成されており、いろいろな方向に伸縮するようになっています。

このファシアが正常な状態が水分がたくさん富んでいて、伸び縮みがスムーズな状態が正常ですが、同じ姿勢を長時間続けたり、炎症が起きたり、運動不足があると、たちまちファシア自体の水分が不足し、柔軟性がなくなります。

そして柔軟性がなくなったファシアは、癒着をおこし、ファシアに存在する、痛みを感じる受容器が反応し、痛みとして脳にシグナルを発信します。

これが腰の部分で起きた場合、“ぎっくり腰”や“座りすぎ腰痛”などを生んでしまう現象になります。

これが“ファシア”と腰痛の関係性なんですね。

ただこのファシアは腰だけに限らず、身体のすべての部位に存在しているため、痛みやコリなどとして感じる部分は、この“ファシア”が関連しています。

ではこの“ファシア”に関連した痛みをどういう風に治療していくのか?

実はこの行為は、みなさん全員が痛みを感じると無意識のうちに、したことがある行為なんです。

例えば、膝を何かにぶつけて、痛みを感じました。

あなたならとっさにどうしますか?

そのぶつけた場所を“擦る(さする)”ことしませんか?

この行為が無意識にファシアの柔軟性を促す行為になっています。

ただこれはあくまでも一時的なんですが、ここで勘違いしてほしくないのが、この行為は痛みを紛らわせているだけだと思ってほしくないのです。

“手当て”という言葉が昔からあるように、痛い場所に手を当てると痛みが緩和する。これは痛みを感じる場所がこの“ファシア”にあるため、人間が無意識にそのファシアにアプローチしているんですね。

本能的にやっていることは、ちゃんと理論が伴っている行為なんです。

私たちが“手技”とよばれる技術で痛みを取るのも、すべてこのファシアにアプローチするための技術になっています。

私たち接骨院は、こういった筋肉や骨を覆うファシアにアプローチすることが、非常に得意ですので、腰痛はもちろん、様々な痛みでお悩みの方は、ぜひご相談ください!

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