更年期障害の治療法とは?

皆様の中でも更年期障害からくる症状でお悩みの方も多いと思います。

本日は東洋医学の観点から見た更年期障害の原因と、その解決方法について書いていきたいと思います。

まずは更年期障害の西洋医学的な原因はどのようなものなのでしょうか?

個人差はありますが、女性は50歳前後で閉経を迎え、この閉経の時期を挟んだ前後の十年間を更年期といいます。

年齢を重ねるたびに卵巣の機能が低下し、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少し、心身にいろいろな不調があらわれるものをいいます。

代表的な症状として、頭痛、めまい、不眠、不安感、イライラ、顔のほてり、動悸、寝汗、発汗、むくみ、胃腸の不快な症状などがあります。

では東洋医学の視点から見た場合はどうでしょうか?

まず東洋医学の観点から見た時の更年期障害の大きな原因は身体の体液(血液や血漿など)が減ってしまうことが主な原因となります。

この体液が減少するとなぜこのような症状が出るのでしょうか?

東洋医学からみて体内で体液はどんな働きをしているかというと、機械で例えると車のラジエターやパソコンの冷却ファンの働きをしており、体内に熱がこもるのを防ぐ働きがあります。

そのための身体の中の体液が減ってしまうと、ラジエターの水が切れたり、冷却ファンが故障したのと同じで熱がこもってしまうようになります。

頭痛の原因のところでも取り上げたことがあるのですが、体内で熱がこもると自律神経に影響して頭痛やめまい、不眠の症状が出てきます。

寝汗が出る原因は、人が寝るときには皮膚表面の血管を拡張して身体の熱を放出することで体温をさげて寝るのですが、体液が少ないとその熱の放出がうまくいかないため、汗を出して熱を放出しようとします、そのために寝汗が出るんです。

イライラや胃腸に不快感が出る原因は身体の体液が減少すると、身体の臓器のうちで一番血液が豊富な肝臓の中の体液が減少することになります。

東洋医学では肝臓は怒りの感情と関係が深かったり、胃腸の働きを調整する作用をもっていたりします。

肝臓の中の体液が減少すると、肝臓の働きがうまく行われなくなり、怒りの感情がわきやすくなったり、胃腸の働きが悪くなってしまうんですね。

では体液が減少して起こってくるこれらの症状はどのようにして解決すればいいのでしょうか?

根本的な解決策としてはこの減ってしまった体液をおぎない、それによってこもってしまっている熱をとったり、肝臓の働きを整えていく必要があります。

お家でできるセルフケアとしてはこの体液を補う食べ物を積極的に取ってもらうのがいいと思います。

ご自宅で食べやすいものとしてはトマトや長芋、梨などがおすすめです。

この中では長芋が特におすすめで、長芋は漢方薬にも使われる食材で、お味噌汁やスープにいれて食べてもらうといいと思います。

こういった家でのセルフケアで症状が改善されない場合は、鍼灸治療がおすすめです。

鍼灸治療では減少した体液を補いながら、身体の調節をすることが出来ます。

 

 

当院は大阪市西淀川区、JR塚本駅西口から徒歩30秒の立地にある整体院です! 本院は大阪府松原市で創業30年、姫島にある分院は創業20年!! 老舗の鍼灸整骨院グループが丁寧なカウンセリング・独自の施術で、腰痛、肩こり、膝の痛みはもちろんのこと、 ・椎間板ヘルニア ・腰部脊柱管狭窄症 ・足底筋膜炎 ・坐骨神経痛 ・モートン病 ・バネ指 ・腱鞘炎 ・テニス肘 ・偏頭痛 の改善実績は多数あります! その中でもとくに ・『病院や整骨院に行っているがなかなか良くならない!』 ・『リラクゼーションではなく、本当に症状を治したい!』 ・『早く痛みを取って、趣味、やりたいことに専念したい!』 そんな方は是非、当院でお身体を診させてください! きっとあなたのより良い未来にお役立ちできます!!!

自律神経の乱れについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

つかもと本通整体院・鍼灸院・接骨院