慢性の肩こりに潜む“呼吸の浅さ”とは?

こんにちは、つかもと本通整体院・鍼灸院 院長の酒井です。

「慢性的な肩こりがなかなか良くならない」

「マッサージしてもすぐ戻ってしまう」

こんなお悩みをお持ちの方、もしかすると原因は“呼吸の浅さ”にあるかもしれません。

今回はあまり知られていない、呼吸と肩こりの深い関係についてお話ししていきます。

 

呼吸が浅いと、なぜ肩がこるのか?

まず最初に、現代人の多くが「無意識のうちに浅い呼吸」になっていると言われています。

浅い呼吸とは、胸や肩周りだけを使って短く呼吸をする状態のことです。

本来、呼吸の際にはお腹(横隔膜)が大きく動き、体幹全体を使って空気を取り込みます。

しかし、ストレスや姿勢の悪さ、長時間のデスクワークなどが続くと、

自然と胸だけで呼吸するようになり、結果的に肩や首の筋肉を使いすぎてしまうのです。

これが、肩こりの大きな原因になります。

 

肩で呼吸してしまうとどうなる?

浅い呼吸を続けていると、以下のような変化が体に起こります。

1. 首や肩の筋肉が常に働いてしまう

呼吸補助筋(胸鎖乳突筋・斜角筋・僧帽筋など)が過剰に働くため、

筋肉が緊張しっぱなしになり、肩こりや首こりが慢性化します。

2. 血流が悪くなり、疲労物質がたまる

筋肉がこり固まると、血液の流れも悪くなります。

その結果、乳酸などの疲労物質が溜まり、回復しにくい状態に。

3. 自律神経が乱れて、リラックスできない

浅い呼吸は交感神経(緊張・興奮の神経)を優位にしやすく、

体が常に「戦闘モード」に。結果、肩も休まらずコリが悪化します。

 

呼吸を変えれば肩こりも変わる!

「呼吸の仕方を変えるだけで、肩こりが軽くなるの?」

と驚かれるかもしれませんが、実際に施術の中で呼吸を整えるだけで

肩がスッと軽くなる方も多いんです。

では、どうすればいいのか?

ここでは簡単にできる“呼吸を整えるセルフケア”をご紹介します。

 

【1日3分】呼吸改善エクササイズ

① 仰向けで寝る

床に仰向けになり、両膝を立ててリラックス。手はお腹の上に置きます。

② 鼻からゆっくり息を吸う(4秒)

お腹がふくらむのを手で感じながら、ゆっくりと息を吸います。

肩が動かないように注意しましょう。

③ 口からゆっくり息を吐く(6〜8秒)

「ふ〜〜」と細く長く吐きます。お腹がへこむのを意識して。

この呼吸を1セット10回、1日2〜3セットが目安です。

夜寝る前や仕事の合間など、スキマ時間に取り入れてみてください。

 

整体や鍼灸でできる“呼吸の整え方”

呼吸を深くするには、単に意識するだけでは不十分な場合もあります。

なぜなら、肋骨や横隔膜まわりの動きが硬くなっている人がとても多いからです。

整体では、

•肋骨の可動性を出す施術

•胸郭を広げるストレッチ

•横隔膜へのアプローチ

などを行い、呼吸が深くできる体づくりをします。

また、鍼灸では

•呼吸に関わる筋肉への鍼

•自律神経を整えるツボへのアプローチ

などで、内側から呼吸を整えていくことも可能です。

 

まとめ

✅ 肩こりがなかなか取れない人は、呼吸の浅さが関係しているかも

✅ 呼吸が浅いと、肩の筋肉が過剰に働き、慢性的なコリに

✅ 深い呼吸を身につけることで、肩こりも軽減されやすくなる

当院では、ただ肩をほぐすだけでなく、呼吸や姿勢などの“根本原因”にもアプローチする施術を行っています。

「長年の肩こりが良くならない」「色んな施術を受けたけど改善しない」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。呼吸から変わる体の軽さを、ぜひ実感してみてくださいね!

 

【つかもと本通整体院・鍼灸院】

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つかもと本通整体院・鍼灸院・接骨院