みなさんは夜はよく寝られているでしょうか?
今回は東洋医学の観点からみた睡眠障害の原因について書いていきたいと思います。
睡眠障害は軽症では寝つきが悪い、睡眠中すぐに目が覚める、覚醒後に再び寝ることが出来なくなる、寝たり起きたりを繰り返すなどの症状が出ます。
重症では、一晩中寝ることが出来なくなります。
原因はいくつかあり今回は特に多い二つのタイプをご紹介したいと思います。
まず一つ目
悩みやストレスによって体に熱がこもり、それが自律神経に影響しているタイプです。
これは頭痛の原因のところにも出てきた原因です。人の身体はエネルギー(気)が滞ることなくめぐることで健康な状態を維持できるのですが、悩みや外的なストレスがかかるとそのエネルギーのめぐりが悪くなってしまいます。それによって滞ってしまった『気』は熱に変わってしまうんです。
この体にこもった熱は特定の臓器にこもりやすい性質があったりします。
それは心臓と肝臓です。
東洋医学で心臓と肝臓はともに人間の精神活動に関係が深いとされていて、そこに熱がこもってしまうと、睡眠に影響がでてしまうんです。
このタイプの睡眠障害でよくみられる症状は、ちょっとしたことでイライラしてしまう、白目が充血する、舌を見た時に舌先や縁が赤くなっているなどです。
肝臓は怒りの感情、目と関係が深く、肝臓に熱がこもることでイライラしやすくなり、白目が充血します。
ストレスや悩みごとの多い現代社会、このタイプの不眠が一番多いものになります。
セルフケアとしては肝臓にこもった熱を取る必要があるので、ゴーヤを食べるのがおすすめです。
そして二つ目
胃腸が弱ることで、身体の血液が足りなくなり、それが脳の血流量が減少し、睡眠に影響が出るタイプです。
全身をめぐる血液はどこで作られるかご存じでしょうか?
正解は骨の中にある骨髄というところです。
その骨髄で作られる血液は胃腸で消化、吸収された栄養で作られます。
この大切な胃腸が弱り、慢性的に血液が体に不足した状態になると脳への血液の供給が減ってしまって睡眠に影響が出てきてしまいます。
よく出る症状は二種類あって、
良く夢をみる、よく目が覚める、物忘れが多い、これらの症状は身体の血液が不足して起こる症状。
疲れやすい、食べ物がおいしくないのは胃腸が弱って、身体のエネルギーが少なくなって起こる症状がみられます。
これらの症状は同時に出ることが多いです。
この胃腸が弱る原因は、食事などの生活習慣が良くなかったり、悩みごとで消化器の働きが悪くなってしまうためです。
セルフケアは胃腸の働きをよくするものとして山芋やさつまいもなどのイモ類を積極的に食べてもらうのと、血を補うためにレバーやハート、クコの実(杏仁豆腐にのってる赤い実)を食べてもらうのがおすすめです。
あと生活で気を付けてもらうことは、寝る前に強い蛍光灯の光を浴びない、スマホを寝る前に見ない、カフェインの入ったものを夕方以降に摂取しない、夜ご飯を控えめにして、食後二時間ほどは時間をあけてからベッドに入るなども大切になってきます。
それでも解決されない場合は鍼灸治療も不眠の改善にかなり効果的なので、治療をおすすめします。
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