腱鞘炎が治らない方へ

こんにちは!
つかもと本通整体院の院長の熊谷です。

本日は“腱鞘炎・バネ指に”ついてお話ししたいと思います。

ちなみにこちらのブログで書かれている症状は、当院においても非常に多い症状を抜粋して、ブログ投稿を行っております。本日のテーマの“腱鞘炎・バネ指”に関しましても、当院の多い症状の部類にはなります。

まず“腱鞘炎”ってどういう症状で、どこが痛くなるのか?

まず手をパーにした時に、手の甲側の親指の下にこういった凹みがあると思います。

 

そしてその上下に筋が見えていますが、この上側が“長母指外転筋腱”で下側が“短母指伸筋腱”という腱で、この腱が腫れて炎症が起こることを皆さんは総称して“腱鞘炎”といいます。

総称して?と言っているってことは、他に病名がちゃんとあるってことなんですね。

この親指の下のくぼみが痛くなる正式な疾患名は“ドケルバン病”という名前があります。

手の指は5本あり、親指側のこの箇所が一番、よく起こりやすいために名称がついています。

てことは、他の指でも起こる可能性はあります。指の腱においては、各それぞれに“腱鞘”と呼ばれる腱を囲うトンネルのようなものがあります。(下図)

その腱と腱鞘との間に摩擦が起こることで炎症が起こるために、痛みが発生するんですね。

これが“腱鞘炎”の概要なります。

続いて、“バネ指”なんですが、聞きなれない方もいると思うので、どこが、どういう風に痛くなるかを説明します。まず下図をご覧ください。

図の通り、指を曲げた状態から伸ばす際に『カクン』と腱が弾くようになります。重度な方だと、その『カクン』と弾く際に痛みが伴うのと、反対の手で伸ばしてあげないと、伸びない状態になります。これがバネ指の主症状です。

そして、この図に書いているように実は、バネ指も腱鞘が関与しています。

先ほどの“ドケルバン病”の腱は指を伸ばす腱で“伸筋腱”と呼ばれる部分で、この“バネ指”の方は指を曲げる腱で“屈筋腱”と呼ばれる部分が症状の発生箇所になります。

みなさんお分かりの通り、バネ指も“腱鞘炎”の一つなんですね。

手の甲側で発生する腱鞘炎か、手のひら側で発生する腱鞘炎かで、名称は変わります。

豆知識はほどほどにして、では『どうやって治すか?』という部分を説明していきます。

そもそもどちらの“腱鞘炎”(ドケルバン病・バネ指)もみなさんのイメージでは、『手を使い過ぎ』で発生するイメージを持っておられると思いますが、実はこの『使い過ぎ』の方法が治療のポイントになります。

“ドケルバン病・バネ指”が発生する『手の使い過ぎ』は指の関節運動をあまり伴っていない形なんです。

『どういうこと?』って感じだと思うんですが、

皆さん『字を書くときは』指の関節を曲げ伸ばししますか?

できませんよね。だってペンが落ちてしまいますよね。

パソコンのキーボードを打つ時に、グーパーしながら打ちますか?

打てませんよよね。

でも長時間、上記の作業をした後って、無意識にみなさんグーパーしないですか?

これって筋肉の『等尺性収縮』といった収縮様式になります。この状態になると、筋肉自体の伸び縮みはありませんが、筋や腱自体は膨らむため、指の腱と腱鞘の間では摩擦が起きやすくなります。そしてグーパーをして、関節運動を促すことで、滑りを良くしようとしているんですね。

つまり“ドケルバン病・バネ指”の治し方も、『痛いから指を使わず安静にする』だと一向に良くなりません。『指の関節運動をする』ことで摩擦がなくなり、腱と腱鞘の間の滑りが良くなります。

ただそういっても、痛くて動かせないっていう方もおられると思います。

当院では、そんな方がまず『指が動かせる』ような処置を施していきます。

どんな治療法かというと、こういった症状は鍼灸ハイボルテージ療法が非常に効果的になります。

それを使用することで、まずは『指が動く』状態を作り、積極的に指を使う運動プログラムを行い、症状を取っていきます。

当院においては、『病院や整骨院で安静にしてください』と言われ、どうすれば良いかわからない方がご相談に来るケースが非常に多いです。

このブログをご覧になられている方も、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

つかもと本通整体院・鍼灸院・接骨院